令和8年度(2026年度)診療報酬改定の議論が進む中、急性期病院の経営陣や病棟管理者が固さに唾をのんで動向を見守っているテーマがあります。それが、「ICU5・6の点数差縮小議論」です。 一見すると、特定集中治療室(ICU)という超急性期の一部を対象とした局所的な話題に見えるかもしれません。しかし、中医協(中央社会保険医療協議会)で繰り広げられているこの議論の本質を紐解くと、実は病院全体の「急性期評価・重症度評価のゲームルールが根底から変わるサイン」であることが分かります。 今回は、なぜ今この点数差縮小が叫 ...